日本言調聴覚論学会:JAVETとは

 日本言調聴覚論学会:JAVETは、ヴェルボトナル法(以下VT法)の普及と研究を目指す学術団体として、上智大学のクロード・ロベルジュ教授を中心とする研究グループにより、1982年に設立されました。

 設立当初は日本言調聴覚論協会の名称で親しまれ、活動開始と同時に第1回JAVET研究大会を開催しました。

(上)言調聴覚論の提唱者:ペタル・グベリナ博士
(下)クロード・ロベルジュ教授

 一時期は学術活動を、NPO法人グベリナ記念ヴェルボトナル普及協会に移行しましたが、その後「日本言調聴覚論学会(JAVET)」と名称を変更、再スタートして現在に至っています。

 現在JAVETは以下の理事および40名ほどの会員により運営されています。


      会長:木村政康(拓殖大学 名誉教授) 
      

      理事:伊藤俊也(立命館アジア太平洋大学)伊庭緑(甲南大学)小圷博子

         城哲哉(名古屋学院大学)田中容子(三鷹市教育委員会)

         中野二郎(拓殖大学)増田喜治(名古屋学院大学)町田章一

         安富雄平(拓殖大学)吉川雅弘(愛知県立大学) 
 

 

 学会運営費は以下の通りです。

    学会費:一般5000円 学生3000円

    研究大会参加費:一般2000円 学生1000円


学会の活動

 当学会では現在、学会員およびVT法研究者の研究発表(年1回)を中心に活動しています(「研究大会のお知らせ」をご覧ください)。

 対外的には、拓殖大学オープンカレッジにおいて、文京シビックセンターとの協賛で「耳の聞こえのメカニズム」と題した公開講座も開いています。

 創設以来、言調聴覚論(VTS)の提唱者であるザグレブ大学のペタル・グベリナ博士をはじめとした、身体リズム運動、音楽的刺激、SUVAG機器、聴力検査法、SGAV教授法などの第一人者を招聘し、講演会や研修会を開催するとともに、VT法講習会(初級、中級、指導者)、日本語発音指導講習会を開催し、人工内耳装着者に対する聴覚-口話法の画期的指導法でもあるVT法の普及に努めています。